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前回は、新しいノウハウは、別の業界で成功しているものを、

自分の業界に持ってくると上手くできやすい、

とお話しました。

特にサラリーマン大家さんや、

自営業の大家さんは、すぐにできます。

良いアイディアが浮かんだ人もいるでしょうし、

頭が混乱してしまった人もいるでしょう。

あまり難しく考えずに、ふだん、当たり前のようにしていることを、

自分の賃貸経営で活かしてみることを考えてみて下さいね。

さて、今回は地震保険をテーマにお話します。

良くある勘違いを正したいと思います。

早速いきます!

地震保険にはいっていれば、地震で全壊したり、

地震が原因による火災で全焼しても、

再建築できるくらいの保険金を受け取れるのか?

答えは「受け取れない」です。

なぜなら、地震保険は評価額の50%までしか入れないからです。

例えば、再建築するのに5000万円のアパートには、

最大で2500万円までしか地震保険に入れません。

全壊しても、保険金は最大で2500万円しか受け取れません。

ちなみに、地震保険料は、

火災保険だけの時と比べて約3倍(ものすごく乱暴な数字です!参考までに!)

にもなります。

今回の震災で地震保険に入っていてヨカッタ!

と喜ぶのもつかの間、

わずかな金額にガックリきたり怒ったりしている人もいるでしょう。

なぜ、このようなことになるのかというと、

地震保険は、火災保険と、まったく異なる目的の保険だからです。

地震保険は、万が一のときに再建築する保険金を受け取るためのものではありません。

地震保険は、震災見舞金なのです。

火災保険は、火災になったときに再建築する保険金を受け取るのが目的です。

火災保険金で借入金を返済する目的でも良いでしょう。

しかし、地震保険は、そういう目的にはそぐわないのです。

地震保険の根本的な目的は、震災見舞金だからなのです。

ですので、素早く支払う仕組みになっていたり、

大規模震災でも支払えるような仕組みになっていたりする一方、

被害が一度に広範囲に発生するので、

民間企業のビジネスでは成り立たないため、

国が法律で定めた制度となっているのです。

結論として、地震保険に入るのがいいのかどうかの判断は次のように考えます。

地震保険の正体は震災見舞金ですから、

「おれは、お見舞いをもらわなくても十分な蓄えや収入がある」

なんて人は地震保険に入る必要はないのかもしれません。

逆に、唯一のアパートが地震保険で賃貸できなくなって、

「賃料収入が途絶えたら、途端に生活が破綻する!」

なんて人は、その万が一のリスクを転嫁するのに地震保険は重要になります。

いかがでしょうか。

今回は地震保険のキモをお伝えしました。

これを機に、火災保険・地震保険について、

保険証券やパンフレットをしっかり読み込んだり、

わからないところは保険代理店の人に聞いたりして、

保険の知識を整理してみてはいかがでしょうか。

ではまた!


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