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「賃貸住宅居住【安定】化法で、賃貸経営が【不安定】になる」

賃貸住宅居住安定化法、正しくは、

賃貸住宅における賃借人の居住の安定確保を図るための家賃債務保証業の業務の適正化
及び家賃等の取立て行為の規制等に関する法律案
http://www.mlit.go.jp/common/000058035.pdf

です。

保証会社を規制するだけの留まらず、
大家さんや管理会社の家賃督促の規制になっています。

ざっくり言ってしまうと、
家賃の督促ルールを、
サラ金の督促ルールと
同じようにするってことです。

家賃滞納者から「威迫しただろう」と言われないように、
督促しなければなりません。

「威迫」とは?

 他人に対して言動で気勢を示して不安・困惑の念を生じさせること。
 強迫よりは軽度であり、また威力ほど強度のものでなくてよいが、
 単に威勢を示すことよりは強度のものとされる。
 http://www.houterasu.or.jp/houritsu_yougoshuu/yougo_i/ihaku.html

ちなみに、違反すると、最悪
「2年以下の懲役若しくは300万円以下の罰金」です。

家賃滞納者に「刑事告発するぞ」と逆に脅されかねません。

何が威迫になるのかはガイドラインを作成するとのことですが、
どうなるものやら。

「うちは保証会社にまかせてるから問題なし!」

なんて認識も甘いです。

保証会社が困れば、保証料に転嫁されます。

サブリースも同じです。

訴訟リスクは避けられますが、
サブリース会社の家賃回収コストアップで
保証賃料は下げられるからです。

これでは、賃貸経営は不安定化してしまいます…

いったい、どうしたらいいのでしょう。

悩ましい問題ですが、
衆議院で可決はまだですし、
ガイドラインも未定なので、
それらを待ってからです。

現時点では、なんともいえませんが、
定期借家契約は選択肢の一つになるでしょう。

こうした流れであるのに、
いまだに

「定期借家契約は入居者に不利だからダメ」

なんていう業者さんにはガッカリです。

私は何度も言っていますが、
不良入居者の再契約をしないで退去してもらうので、
その他の普通の入居者には良い制度なのです。

 悪徳入居者が保護されて、
 そのツケを大家や優良入居者が負担するのはおかしい!
 定期借家契約でこのバランスを調整するんだッ!

こうした心意気のある業者さん、私も応援します。

大家さん、普通の入居者さんのためにも、
定期借家制度を取り入れていきましょう!

ではまた。


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