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賃貸物件のペット対応について、いろいろ情報収集をすると、
いくつか「?」と思うことが出てきます。

「なんか、ちがうんだよなあ~」

と、感じてしかたありません。

原因は

 1、ハウスメーカー・建設会社・コンサルタントの目的
 2、所有者と利用者が異なること
 3、ペットが大好きか普通か 

こんなところです。

気づいてみれば当然でした。

そして、ココが一番のキモだと言えます。

つまり、ペット対応住宅の話の多くが、

 「自己所有住宅」

を前提としているのです。

 「私と家族とペットが楽しく便利に暮らす」

 これを実現するのに、どんな間取りや設備やサービスが必要か?

を、テーマとした内容なのです。

「自分」がお金を出して「自分」の望む設備や仕様にするのは自由です。

アレコレ悩んでお金をだせば良いでしょう。

ところが、賃貸住宅は、ちがいます。

「入居者とペットが楽しく便利に暮らす」

ことを実現するのに越したことはありません。

しかし、あなたは、

「満室安定経営を実現すること」

が、本来のテーマですよね。

ですので、

「ペットと一緒に暮らす入居者はこんな設備や仕様を望んでいるだろう」

という憶測で、投資をするのに、

「ちょっと待って!」

と言いたくなります。

入居希望者の中には、

 「余計な設備も仕様もいらないので家賃は高くしないでほしい」

という人もいるわけです。

例えば、
ペットの猫の爪とぎや、おしっこのトラブルを回避・軽減するアイテムは、
普通に市販されています。

何百円から何千円で買えるのです。

建物の仕様として、猫の爪とぎやおしっこのトラブルを軽減できるけど、
家賃が数千円高い部屋と比べて考えてみましょう。

 一方は、トラブル回避に1回の出費で数千円。
 他方は、トラブル回避に毎月の出費で数千円。

トータルコストは桁違いです。

ましてや、ペットのしつけを上手にしている入居希望者は、
ペットのトラブルはわずかです。

すると「ペット専用設備や仕様になっていて家賃が高い部屋」は、
ペットのしつけを上手にしている入居希望者は、
家賃の高さを敬遠することになります。

「ペット専用設備や仕様になっていて家賃が高い部屋」は、
投資額を増やしているにも関わらず、
わざわざ入居希望者の間口を狭めることになっています。

これが違和感の原因です。

大規模物件であればあるほど、
ペット用の設備や仕様を導入していいと思います。

「ペット飼うのが初めての人」もターゲットに含めないと、
満室になりにくくなるからです。
また、1部屋あたりの投資額が減りますので、
全体で見たときに過剰な投資とはなりにくいです。

一方で、小規模物件であれば、
ペット用の設備や仕様の優先順位は下がります。

大部分の部屋は、ペット飼育をしない人で埋まります。
一部、ペット飼育者が入る程度です。
その人も、ペットのしつけのレベルの高い人であれば、
別段のトラブルは起きないものです。


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