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売主・買主、どちらの味方なの?

売主・買主、どちらの味方なの?

一社の不動産会社で、
売主と買主を仲介する取引を、
両手取引といいます。

売主からも仲介数料をもらい、
買主からも仲介数料をもらう、
それで両手数料、
略して両手といいます。

もちろん業界用語です。

この取引形態の場合、
不動産会社は、
どちらの味方になるのでしょうか?

答えは明確。
どちらの味方でもありません。

自社の利益になるように、
売主と買主を誘導することになります。

なぜなら、って理由は
説明するまでもありませんよね。

営業担当者は売上をあげることが目的、
会社そのものも同じです。

つまり、不動産仲介では、
売主、買主、不動産会社の
三つ巴の争い(?)になります。

もちろん不動産会社はプロで、
売主も買主も初めての取引なら、
プロの手玉に取られますよね。

そのため、両手取引は問題視されています。

民主党が政権をとったときには、
政策集に「両手取引禁止」とありました。

アメリカの不動産取引でも禁止。

そもそも民法で双方代理も原則禁止。

例えば、裁判だったら、
原告と被告の両方から
同じ弁護士が依頼を受けるようなもの。

おかしな話ですよね。

けしからん!

というのはカンタンですが、
このしくみはそうカンタンには
変わりません。

不動産取引するときは、
不動産会社は取引を成立させるのが目的で、
自分の目的を達成するための
完全な味方ではない、
との心構えを持つことですね。

 


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