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さてさて、引き続き、空室対策でよくある質問に答えます。

今回はキッチンです。

「賃貸住宅のキッチンは、まだガスコンロでいいのでしょうか?」

たしかにIHクッキングヒーターは、
火災の心配がいらない、油煙による汚れがない、
災害時はガスより電気のほうが先に復旧するメリットがあります。
しかし、ガスコンロを選択すべきです。

その理由はデータです。

入居者ニーズと意識調査2009(*)によるとガスコンロが圧倒的です。

●ガスコンロ:絶対必要45.6% 賃料次第36.0% 合計81.6%
●IHクッキングヒーター:絶対必要3.6% 賃料次第31.2% 合計34.8%

*出典:21C住環境研究会及びSUUMO賃貸(株式会社リクルート)

つまり、IHクッキングヒーターに空室対策の効果は期待できません。

気になる災害時も、ガスキッチンであれば、
停電していても火が使えるので、お湯を沸かしたり、
暖をとったりすることができます。
災害時はメリット・デメリットそれぞれあります。
この点を考える優先順位は低くていいのです。

良くあるまちがい、新築マンションや注文住宅の業界の、
オール電化のポジティブなイメージ戦略に影響されることです。
賃貸住宅は、持家とは異なり、
大家さんが自ら住むものではありません。

想定している入居者が本当に必要としている設備なのか?
必要だとしても投資金額以上の家賃UPや空室対策に効果はあるのか?
そのメンテナンスコストは許容できるのか?

こうした視点で判断していきたいものです。


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