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引き続き、空室対策で良くある質問に答えます。

「玄関の鍵はディンプルキーに換えたほうがいいのでしょうか?」

標準的なシリンダーは「MIWA U9」と呼ばれるタイプです。
鍵を横向きに差し込むタイプです。
多少のピッキング耐性があり、とにかく安価で入手できます。

しかし、ディンプルキーなど防犯対策されたシリンダーに
換えたほうがいいです。

その理由はデータです。

入居者ニーズと意識調査2009(*)では次の通りです。

●ニーズ:絶対必要26.9% 賃料次第47.6% 合計74.5%

●払ってもいい賃料: 2,166円

*出典:21C住環境研究会及びSUUMO賃貸(株式会社リクルート)

このように、実に4人中3人は必要だというのです。

分譲マンションなど新築住宅では、
私の知る限り20年以上前からこのタイプです。
ですので、初めての一人暮らしをする若者はこちらが普通で、
賃貸住宅で一般的なU9シリンダーは不安に思うのでしょう。

このようにディンプルキーなど防犯対策に投資することは、
空室対策上、メリットはあります。

ただしデメリットがあります。

それは、交換費用が高くなることです。

目安は現状のおよそ1.5倍。

入居者負担なら、空室対策の妨げになります。

逆に、大家さん負担とするなら、
原状回復費の増加になります。

ちなみに、原状回復ガイドラインでは、
カギの交換費用は貸主負担です。

そこで、カギ交換の作業は大家さんが行ってはいかがでしょうか?

シリンダー自体は数千円で購入できます。
作業に必要な工具は、ドライバーだけです。
説明書も添付されています。
昔、プラモデルを作ったことがあるならできます。
その程度の作業です。

ただ、いちいち物件現地に足を運べないのなら、
電子錠を検討しましょう。

Suicaなどの電子マネーのカードに対応してカギが開きます。
これなら鍵の交換作業も費用も不要です(設定作業は必要)。

問題は、値段がまだ高いことです。3万~5万くらい。

何かのキャンペーンなどで割安に購入できる機会があれば、
積極的に導入を検討しましょう。

電子錠の注意点を一つ。

電子錠は見た目がスタイリッシュです。
しかし、あなたの物件とつり合いが取れるのでしょうか?

物件は古いのに、鍵だけ立派。

これでは、物件の古さが強調されます。
全体のバランスは重要です。冷静にご判断ください。


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