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「収納スペースはどれだけ必要でしょうか?」

個人的には、十分な収納スペースがあると、
部屋の雑多な荷物を隠せて
普段いる居室をスッキリできます。

こうした部屋は掃除もしやすく快適な暮らしができます。

しかし、賃貸経営の視点で考えると、
過度な収納スペースは収益を悪化させます。

21C.住環境研究会及びSUUMO賃貸(株式会社リクルート)の
入居者ニーズと意識調査2009に次のデータがあります。
●あと一畳の収納スペースは必要か?

絶対必要 13.2%
賃料次第 59.1%
必要ない 26.9%
賃料反映 2,812円

絶対必要・賃料次第と回答した人で、
収納がある・ないでいくら賃料が変わるのか?
の回答が2,812円です。

単純に考えると「平米賃料」と「2,812円」で
収納の優先度の目安になります。

新築のときはもちろん、
リノベーションのときにも参考になります。
いかがでしょうか。

最近は、音楽はもちろん、
映像や書籍もデジタルデータ化できるので、
場所をとりません。

また、クリーニング屋さんのサービスで、
季節物の衣料を一式預かってくれるものもあります。

さらには断捨離の流行?もあります。
具体的には、収納を縮小しても居室を拡大したり、
素敵な空間になるよう手をかけたりすることです。

でも、ちょっとした空間を収納スペースにできるような
工夫はほしいものです。

昔の感覚で、収納を必要以上に重要視すると、
家賃に反映できなかったり、
稼働率に影響したりしてしまいます。
ただし、こうした現状を踏まえた上で、
あえて、収納を重視した企画による
新築やリノベーションをするのはアリです。

こちらも昔の感覚ではありえないような、
新時代の収納システムがあるものです。
どちらにしても、「経験と勘」に頼りすぎてはいけません。
なぜなら大空室時代の今となっては、
高度成長時代とルールが変わっているからです。

昔と違うのは、データ収集や分析がしやすい環境になったことです。

新築企画やリノベーションの企画をするときは、
「経験と勘」で突き進むことなく、
「データ」を基に現状を認識してから始めることですね。